※記事内に広告を含む場合があります

VYMと他の高配当株ETFのどちらを選ぶかについてまとめます

[st_af id=”44″]
応援クリックお願いします!

VYMと他の高配当株ETFのどちらを選ぶかについて、現状までに筆者が考えることをまとめてみます。

高配当株ETF(VYM、HDV、SPYD、VIG)を選ぶときの判断チャート

Contents

モトリーフール

SPYDとどっちを選ぶ?

  • より保守的な運用ならばVYM
  • より積極的(より「異端」的)な運用ならばSPYD

SPYDは特殊なポートフォリオ(均等ウェイト)を採用しているため、パフォーマンスも癖が出やすいです。おそらく、高配当株ETFを選ぶ方の多くは「どんな時でも安定的に配当を受け取りたい。配当成長を実感したい」と考えていると思いますので、そういう場合にはVYMのほうが選びやすいです。

そういう意味で、VYMとSPYDは特徴の差が大きいので判断しやすいと思います。

HDVとどっちを選ぶ?

  • 市場の株価の判断は正しい(投資家は割安な銘柄を探し出せない)と思うならVYM
  • 投資家は割安な銘柄を探し出せると思うならHDV

HDVとVYMは「配当持続性のある銘柄を選んでいる」という点で似ています。そのため、SPYDと比べると、少し判断が悩ましいです。そこで、ポートフォリオの組み方に注目してみました。

HDVは「割安」と判断される銘柄を大胆に選ぶのが特徴です。一方、VYMは基本的に市場の株価判断に基づいてポートフォリオが決まります。そのため、銘柄選定を信じるか、それとも市場を信じるかで判断されるのが良いです。

効率的市場仮説下では、「すべては株価に織り込み済みで割安な銘柄など無い(= 時価総額ポートフォリオが唯一の解)」と判断されますね。なので、ガチガチなインデックス投資家に向いているのはVYMです。

VIGとどっちを選ぶ?

  • VYM:分配金をできるだけ多く欲しい人向け
  • VIG:分配金は少なめでもいいので、損失を抑えたい人向け。またはVOO(S&P500)に近い成績を狙いつつも、値動きは抑えたい人向け

VIGは基本的には高配当株ETFではないのですが、よく比較対象に挙がりやすいです。それは配当をテーマにしている(ファンド名に配当の名前がついている)からだと思います。

個人的にVIGの特徴は、下落相場での大きな値下がりを抑える(リスクを減らすことでシャープレシオを高める)点にあると思っています。配当での取り分は多くないものの、値上がりと配当のバランスの良さを追求したイメージです。

VYMとどちらを選ぶかは、もうどのような感じでリターンを欲しいのかで判断されると良いと思います。

[st_af id="170"]

[st_af id="155"]

[st_af id=”42″]

Posted by author