VYMの最近のテクニカル的な状況と購入方針(2021年7月の相場から)
さて、今月もVYM買っていこうかなと思います。前回は以下の記事。
6月にFRBの今後の方針が比較的タカ派な雰囲気だったことから、VYMや他の高配当株ETFは大きく売られ、再びハイテク株が優位な状況になっていました。
その話が出た後の主な高配当株ETFのパフォーマンスは以下の通りになっています。
最近は、景気減速懸念みたいな話も出ていますよね。高配当株ETFの中でSPYDがイマイチ弱いのはそういう市況的な理由もあると思います。
逆にVIGがVTI以上のパフォーマンス出してるのがちょっと驚きます。
現在のVYMの状況ですが、株価はこれまでのアップトレンドを支えたサポートラインの下にあり、頭を抑えられる形にあるように見えます。
一方、7月9日に103ドル台で十字線を示しており、今のところはここが底なんじゃないかと思ってます。
ところで、7月8日から7月9日にかけては米10年債の金利も底を付けており、それ以降は金利上昇トレンドにあるように見えます。
前回も触れたように、VYMは現在のところ、金融の比率が高めなので、金利が上がるほどパフォーマンスが上がり、下がるほどパフォーマンスも下がるといった関係にあると考えています。
金利は下落チャネルになっていますね。
このまま金利が下落し続けるかどうかはわかりませんが、もし、ここ3日ほどの金利上昇が次なる上昇トレンドの始まりならば、今VYMを買うのはちょうど良さそうです。
MACDも一応ゴールデンクロスになってるので、さっさと今月分買っちゃいますか。
今週はパウエル議長の証言があります。もしかしたら、そこで相場の雰囲気が変わる発言が出てくるかもしれないですね。
ちなみに、長期で積み立てる時は、正直「どこで買うか」なんて意味がないですね、はいw