VYMの最近のテクニカル的な状況と購入方針(2021年6月の相場から)
2021年6月のVYMの取引について考えます。
せっかくこういうミニブログを立ち上げた以上は、毎月VYM(や他の高配当株ETFを)買っていこうと思うのですが、何分相場状況がちょっとあれなようですね。
Fear & Greed Indexを見ると、記事執筆時点で「30」と逆張りするには良い状況になってきました。
というわけで、2020年3月以降のVYMのチャートについて掲載したのが上手です。
現在のVYMのテクニカルな状況ですが、2020年3月の安値と定期的に反発してきたサポートライン(サポートライン1。青線)を割り込んだ状況にあります。ここまでの上昇トレンドがこれで終わりになるのか、それとも反発して再び上昇トレンドを続けられるのかが試される状況ですね。
RSI(相対力指数)は28.72で、コロナショック以降初めて30を割り込みました。また、ボリンジャーバンドで見ても2σのラインを超えて下落しており、結構急激な変調です。このあたりを考えると反発狙いの買いは入りそうですけど、どうでしょう?
意識されているかは知りませんが、2020年10月末の安値とのライン(サポートライン2。赤線)は現在の価格よりも下にあります。このトレンドを延長した時、おおよそ97ドル前後に達します。もしこのラインで反発するなら、97~100ドルあたりは買いになりますね。
ちなみに、長期で積み立てる時は、正直「どこで買うか」なんて意味がないですね、はいw
ところで、記事執筆時点のVYMのセクター比率を見ると、金融系が22.6%ともっとも多くなっています。上位構成銘柄の1位はJPMorgan Chase & Co.です。
米10年債の金利とVYMの株価の関係を見ると、金利が上昇する時にVYMの株価は上がりやすく、金利が下落するときにVYMの株価はさえないとの関係が見えるように思います。
現在の相場は債券金利が下落(債券価格は上昇)しており、この金利下落がどこで止まるかでVYMの株価下落もどこで止まるかが決まりそうです。
4時間足で下ひげがついてるので、そろそろ下げ止まりのようにも見えますが。。
※追記
6月分のVYMを買いました。